慢性疲労とうつ病 2008/12/12 (Fri)

慢性疲労症候群とうつ病の症状はとてもよく似ていると言われています。
疲れやすくだるい、微熱が続く、眠れないなど、慢性疲労症候群にも、うつ病にもよく表れる症状です。
慢性疲労症候群から、うつ病を発症すると考えられたりすることもあるそうです。

疲労が大きな特徴の慢性疲労症候群ですが、その原因が神経系などの異常にある時、結果として、うつ病になるという考え方です。
自分の症状が、どちらか分からず、悩んでいる人も多いようです。
慢性疲労症候群とうつ病では、専門医が違い、治療方法も異なるでしょうから重要な問題ですね。

慢性疲労症候群が、日本で認知されるようになったのは比較的最近のことです。
まだまだ認知度が低いので、たくさんの人が、うつ病・更年期障害・自律神経失調症などに診断されているそうです。
ちゃんとした病院でも、判断が難しいのだそうです。
自己診断で、疲労ではないかと思っていて、本当はうつ病だったら大変ですね。
やはり、専門医に相談して、きちんと診断してもらいましょう。

診察してくれる病院を、インターネットで探す方法もあります。
その場合、慢性疲労症候群とうつ病、それから病院などをキーワードにして検索するといいかもしれません。

慢性疲労症候群なのに、うつ病だと思っている人も多いかもしれません。
うつ病ではみられないほどの激しい疲労感や全身の倦怠感が、診断の決め手となるようです。
それでも、疲労感には個人差がありますので、うつ病ともとれるのでしょうね。

どちらも同じ薬で治療できれば問題ないのですが、今のところ違うようです。
長く続く疲労感と倦怠感で、仕事にも影響が出るのは、同じです。
また、どちらも回復していく過程で、良くなったり悪くなったりします。
似ているけれど、治療法の異なるので、とにかく専門医で診断してもらうことがお勧めです。